AIによる楽曲マスタリング、LANDRを使ってみた

みなさん、こんにちは。
サウンドクリエイターの山内結です。
近頃、AIの進歩が素晴らしいですね!
AIが音の分野に関与することはなかなか難しいと言われていますが、
実は、既にマスタリングのAIが活躍しているのをご存知でしょうか?
今回のブログでは
LANDRというAIによるマスタリングサービスを使って、
私のアーティストワークである”Inear"の楽曲をAIでマスタリングした話しを書こうと思います。
▼Inearのオフィシャルサイトはこちら▼
楽曲制作におけるマスタリングとは?
楽曲制作における重要な最終工程、マスタリングについて。
マスタリングとは、いわば膠やニス、つや出しのようなものです。
iPhoneスピーカーから、ダンスクラブの大きなサウンドシステムにいたるまで、あらゆるデバイスでの再生で音質を最適化します。
この言葉の由来はマスターコピーからきています。
マスタリングはアルバムに含まれる楽曲の統一性、一貫性を保証します。最終的に、マスタリングによってすべてのオーディオでクリーンでまとまりのある音を作り上げます。
最後の仕上げでもあるマスタリング、AIに任せちゃっていいの!?という感じですが、
お願いしてみました。
AIのよるマスタリング機能、LANDR
瞬間オンライン・オーディオ&ミュージックマスタリング、ストリーミングサービスへのデジタル音楽配信、
コラボレーション、プロモーションツール
当初、2つのAIマスタリングサービスを検討しました。
・LANDR
・eMasterd
上記2つです。
今回2曲のリリースを考えていたので、2曲それぞれの音圧のバランスが均一だと感じたLANDRにしました。
eMasterdの方は重低音をしっかり持ち上げたいときに使いたいと思います。
因みに、無料でマスタリングを試すことができます。
音源データを投げるだけで視聴することが出来るので、音の完成図を構築しやすいですね。
ミックス次第でマスタリングの仕上がりが変わる
楽曲のバランスをこちら側でしっかりミックス出来ていれば、AIが楽曲につや出しをしてくれます。
またある程度のノイズなども除去してくれる。
私はミックスを3回ほどやり直しました。
音圧は全体を底上げしてくれるので、バランスがとれていれば成功しやすいと感じました。
今回LANDRでマスタリングをした曲【SEASON】がYoutubeで聴けます。
ぜひ聴いてみてくださいねー!
いかがでしたでしょうか?
最後まで聴いてくださりありがとうございました。
Full Ver.をApple Musicでリリース中!