世界的マインドシェアを誇るDAWソフトCubaseの最新バージョン:Cubase9.5の新機能は?その②

みなさん、こんにちは。
サウンドクリエイターの山内結です。
DAWソフトといえば世界でもマインドシェアを占めている「Cubase」ですが
この度、Cubase9.5が販売されました。
今回は
前回の記事 に続いて世界的マインドシェアを誇るDAWソフトCubaseの最新バージョン:Cubase9.5の新機能は?その②を
お送りしていきます。
前回の記事では、Cubaseのメトロノーム機能、オートメーションカーブの進化、そしてゾーン2.0の便利さについてお話ししました。
まだまだCubase9.5には素晴らしい新機能が搭載されています。
それでは早速いってみましょう。
デバイス設定からスタジオ設定へネームチェンジ
Cubaseユーザーの方なら誰でも知っているであろう「デバイス」という項目。
このたびCubase9.5では「スタジオ」にネーム変更されています。
みなさんよく使うデバイス設定も、スタジオ設定へチェンジ。
「デバイス」という言葉に慣れ親しんでいるので、まだ無意識にデバイスを探してしまいますね。笑
64ビット浮動小数点のミキシングエンジン搭載で更なる上質な音作り
今回のアップデートでエンジンがガラッとパワーアップしました。
64bit浮動小数点、聞きなれないワードが出てきました。
簡単に説明すると、64bitになったことで細部の処理がより細かくなり全体のクオリティも底上げされています。
インストール後のデフォルトは32bitになっているので、スタジオ設定から(旧デバイス設定)64bitに変更しましょう。
ダイレクトオフラインプロセシング
よく使用するオーディオ処理とプラグインエフェクト設定を、複数のチェーンとしてイベントに個別に適用することができるようになりました。
そうすることで、レンダリングやCPUの負荷を軽減することが可能になり、作業効率がスムーズになります。
制作中どうしてもCPU負荷からは目を背けることが出来ないため、とてもありがたい機能です。
駆け足でお伝えしてしまいましたが、
実際使って見ると本当に便利な機能ばかりです。
Cubaseユーザーではない方も、Cubase9以前の方も!
アップグレードをしたCubase9.5を、ぜひ、試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。