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Webをもっと活用したい!Web戦略とWebデザインの関係性について

Written by 西中 政和

こんにちは、広島Webマーケティング会社の株式会社MIRAI 代表 西中政和です。
今回は、Web戦略とWebデザインの関係性についてお話をさせていただきます

Webdesign

Web戦略においてWebデザインとの重要な関係

先に、MIRAIの事業内容の説明をカンタンにさせていただきます。
経営戦略・事業戦略からWeb戦略までをビジネス整理し、クリエイティブ制作・広告運用までをワンストップでさせていただきます。場合によっては、新規事業立案まで幅広く顧客さまのサポートをさせていただいております。

MIRAIは、デジタルブランディング・デジタルマーケティングを得意にしており、基本はデジタル領域をメインにしております。ただ、デジタル領域では、問題解決ができないケースも多々あります。その場合は、アナログ領域もご支援してます。
例えば、戦略的Webサイトを開設した場合に名刺やパンフレットからWebへアクセスする導線が必要な場合は企画・制作をさせていただいております。

さて、本題に入ります。
Webデザインの良し悪しを定義するのは非常に難しいと思います。
デザインは、数値が難しいのも現状です。商業デザインの場合は、売上につながる(資料請求・お問い合わせ)などがあるデザインは良いと定義できると思います。
売れるデザインに戦略があるかは成果につながるにあたっては非常に大事な要素です。

経営者の方は、「デザインのことは、よく分からないのでお任せします、」と言われることが多いです。
ここに落とし穴があることが多くあると思います。
デザインは、分からないけど金額の違いは分かります。
何をお伝えしたいかと言うと、単純に「安い」「高い」の違いで「安い」だけで優先すると「Web集客」は失敗するケースが多々あります。

ホームページでの集客においては、Webデザインは戦略とつながっているかが重要です。
安い金額だけで考えてしまうと、「ただ作るだけのホームページ」になってしまう危険性があります。

単純に見た目がキレイなデザインを制作できるデザイナーより、成果を求めるならWeb戦略をデザインに落とし込めるデザイナーに依頼した方が、成果につながる確率は高いです。

今回は、「Web戦略とWebデザイン」の関係をお話をいたします。

Webデザインのお話する前によくデザイン費の違いをよく聞かれます。

Webデザイン費が会社によって全く違うんですけど・・。
何が違うんですか??と聞かれることが多いです。
まずは、その辺りからご説明させていただきたいと思います。

会社規模による「デザインクオリティと費用」の違い

・個人事業主(フリーランス)
・小規模の企業(2〜10名程度)
・中規模の企業(11名〜50名程度)
・大企業

個人事業主は、一人でされてることが多く、デザイナーのクオリティもバラつきが多かったりします。
そして個人で請負されてるので金額も比較的に抑えられてること多いです。

小規模の企業は、個人事業主より料金はやや高めになりますが、安心・信頼度が高くなります。少数精鋭でクオリティを重視する会社が多いです。大規模の案件は、この人数規模では対応できないこともあります。
※MIRAIは、現状時点(2018/10)は、こちらになります。

中規模の企業は、社内に色々な部署を設けてることが多いです。例えば、営業マン、ディレクター、デザイナー、システムエンジニア、、専属カメラマン・ライターなどプロジェクトに関わる人員も多くなります。
案件も多く、プロジェクトに関わるWebデザイナーによってデザインのクオリティの品質が変わることがあります。資本金、会社設立10年以上、制作実績も多くと言った、しっかりとしており、安心・信頼度は、より高くなります。

大企業となると、中小企業とビジネスされてるというよりは、大企業などの大規模案件を仕事されております。
業界内外でも知名度も高く、クオリティはもちろん、安心・信頼感はトップクラスです。もちろん金額もトップクラスになります。

制作されてる金額相場で言うと、個人事業主は30万円〜50万円程度、小規模の企業50万円〜300万円程度、中規模の企業200万円〜1,000万程度、大企業1,000万円〜
※サイトの規模や会社によって異なりますので、あくまでも参考程度にしてください。

目的や予算に応じて、Webデザインを依頼する会社を選ぶことをオススメいたします。

デザイナーや工数によって、デザインクオリティと費用の違い

上記で説明させていただきました会社規模でも金額が違うのですが・・
あとはデザインにかける時間(工数)によって、費用が違ってきます。

基本的には、デザイン費の内訳は、人件費が多く割合をしめております。
新人デザイナーとベテランデザイナーでは、給料が違うので、1日にかかる人件費が異なってきます。
デザイン費を下げるということは、デザイナーの人件費または、デザインにかける工数は減らすしかないです。

仮にデザイナーが1人日/5万円とします。
ホームページのトップページが5万円だとすれば、1日しかデザインにかける時間を作れません・・。
もし、ホームページのトップページが20万円だとすると4日間、デザインにかける時間をつくることができます。

戦略を落とし込むような戦略的デザインは、1日では工数が足りませんし、スキル的に新人デザイナーには担当が難しいです。よって、人件費・工数がかかるために費用が上がってしまいます。
デザインを作るだけの目的であれば、1日でも可能だと思いますが、クオリティが低くなってしまう可能性はあります。

戦略をデザインに落とし込むようなデザイナーは、経験や専門知識なども優れてる為に人件費が高くなることが多いです。逆にデザインのクオリティを優先しなければ、経験が少ないデザイナーやパートなどで人件費を抑えることもできます。

なので、ホームページを所有することが目的であれば、比較的に予算も掛からずに制作は可能です。
ホームページの成果を上げるためには、戦略とデザインに落としこむので比較的に予算がかかることが多いです。

 

 Web戦略をWebデザインに落とし込むとは

下記の図は、弊社のWebデザインにおいてのクリエイティブ制作フローです。

 

デザインについて

 

Web戦略を落としこむということは、経営戦略・事業戦略と紐付きが必要です。
目的を明確にすることで、デザインの方向性が決まります。

情報を届けるユーザーのニーズが理解できないままにデザインすると、プロジェクトに関わってる人たちの好みのデザインになってします危険性があります。
それにより、ユーザーの知りたい情報も届かず、ホームページから離脱し集客につながらないホームページになることになってしまいます。

時代の変化によって、デザイナーの仕事も変化しております。
経営に寄り添うデザイナーによって、企業のコミュニケーションを設計(デザイン)することが必要な時代です。
ビジュアルデザインのみの表面的なものでは、デザインに深みもなければ人の心を動かすことが難しいと思います。
これからのホームページのデザインは、マーケティング設計もきちんと行い、ビジネスに不可欠なデザインとなっていきます。

弊社では、企業のサービス全体をしっかりヒアリングし、企業の経営理念・VISION・事業を理解してサービス全体をクリエイティブなデザインとWeb戦略立案のご提案でご支援させていただきます。
ホームページリニュアル構築も行なっておりますので、お気軽にご相談・お問い合わせ下さいませ。

株式会社MIRAIでは、Webマーケティング・コンサルティングから
ホームページ制作・動画制作など、様々なご相談を承っております。

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西中 政和
12年間美容師として働いた後、IT・Web業界へ転身。2015年に株式会社MIRAIを設立し、コンサルティング、クリエイティブ、テクノロジーの三位一体で「ビジネスの問題解決」に取り組んでいる。顧客と密なコミュニケーションを行い、理念・ビジョンを理解した上で事業戦略やサービス全体をデザインし、現在は全国12道府県に広がっている。セミナー・講演実績は、比治山大学、中小企業大学校、商工会、タカラベルモント広島・岡山、GAMO、創業手帳、WTM、岡Webなど多数。