みなさん、こんにちは。
サウンドクリエイターの山内結です。
目次
Le Jardin Gourmand ✕ MANVILLE IN JAPANの楽曲制作
先日、広島の人気フレンチレストラン「ル・ジャルダングルマン」さんと、
南フランスのDOMAINE DE MANVILLEホテルシェフMatthieu Dupuis Baumal氏率いるMANVILLEのコラボレーションイベントに携わらせていただきました。
イベントのことを今回4話に分けてブログでご紹介させていただきたいと思います。
第1話「大崎上島、環境音を撮る機材紹介」
第2話「岡本醤油醸造所」
第3話「中原観光農園」
第4話「瀬戸内海」
さっそく1話目では、「大崎上島と環境音を撮るための機材の紹介」などの内容です。
以前、ル・ジャルダン・グルマンさんのお料理をいただいたとき、
その美味しさと奥深さにすごく感動しました。
それと同時にこの感動を音楽でも表現できたら、料理のストーリーを音楽で表現出来たら!
更に記憶に残る素敵な時間を体験できるのでは、とアイディアが浮かびました。
ー空間演出としての楽曲制作に、挑戦したいー
料理と音楽のマリアージュ、新しい価値の挑戦
まずは、小山シェフの「料理」や「イベント」に対しての想いをききました。
楽曲制作するにあたって、素材の良さを最大限に活かすために
現地に溢れる自然の音、つまり環境音を組み合わせた楽曲作りのスタートです。
ー素材の生産地である大崎上島に向かうー
撮影した美しい瀬戸内海の景色
瀬戸内海の島々の美しさ
もともと知らない街や廃墟、夜の工場などに胸が高鳴るタイプでして、旅というものが好きなんです。
目に写る美しい景色や海の香り、波の音や鳥の鳴く音、フェリーの上では新たな旅の始まりの予感で興奮していました。
乗船している間に波の音や鳥の声を撮ろうと思っていたのですが、やはりエンジン音にかき消される・・・。
音は録れませんでしたが、代わりに美しい景色をお楽しみください。笑
楽曲制作に使った機材紹介「ZOOM iQ7」

今回環境音をRECするために使ったマイクはこちらです
使い方としてはスマホにさすだけ、あとは専用のアプリ「Handy Recorder」で操作します。
操作もすごく簡単。
因みに簡単なEQ調整、REVERBなどもかけることが出来ます。
なんと便利な世の中なのだろう。。
以前、ZOOM H1のハンディレコーダーも勝手が良く、愛用していましたが、
iQ7はスマートの極み、どんな場所でも怪しい人だと思われずにRec出来ると思います。笑
ZOOM H1は主にスタジオとか家でのRecが多かった気がします。
さて、肝心の音の方ですが、
試しに水道から出る水の音をとってみました。
うん、めっちゃみずみずしい。シンクに水があたる音がやたらリアルに録れています。
ZOOM H1の時も思っていましたが、音がクリア!
今回は特にリアルな素材が撮りたかったので、大正解でした。
また、風のノイズが入らないようにするためのマイクカバーも購入しました。
風の強い海辺に重宝「WSU-1」
想像以上にモフモフしていらっしゃった。
風の強い海辺でのRECだったので何かと重宝しました。
さて、次回は第2話「岡本醤油醸造所」。
いよいよ大崎上島上陸後のお話しです。
お楽しみに。