季節に溶け込み継承され続ける音楽:お正月にぴったりの音楽紹介

みなさん、こんにちは。
サウンドクリエイターの山内結です。
2018年も残すところあとわずか。
皆様のご愛顧に支えられた一年でした。
2019年も音楽ブログを沢山書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今年最後のブログは、年始に向けて多く耳にするお正月の音楽をご紹介します。
越天楽
日本の古典音楽として、1200年以上の歴史を持つと言われている雅楽。
私たちがお正月に耳にする音楽は雅楽の中の越天楽という曲です。
長きにわたり、季節を捉える節目の音楽として継承され続けています。
春の海
宮城道雄が作曲した曲。
箏と尺八の二重奏であり、こちらもお正月には必ず耳にする音楽。新しい1年の幕開けを教えてくれます。
さくらさくら
作者は不明ですが、幕末の時代に江戸で琴の曲として作曲されたものです。
現代よく聴くことができる歌詞は、もとから存在した「咲いたさくら」という歌詞が明治以降に広まりました。
ご紹介した全ての曲は、私たちが生まれるずっと前から継承されている日本文化にはなくてはならない音楽です。
音を通して文化を知ることができ、季節を感じることができる。
どんな時でも音楽の大切さを実感します。
みなさんにとって素敵な年越しとなりますよう願っております。
それではよいお年をお過ごしください。