Webサイトリニューアルの成功に導くためには、要件定義よりビジネスの課題解決
広島・東京を拠点に持つデジタルマーケティング支援会社 株式会社MIRAI 代表取締役 西中政和です。
今回は、Webサイトリニューアルの成功ポイントについてお話をさせていただきます。
「集客」を目的とした場合は、Webサイトリニューアルのポイントは、要件定義よりビジネスの課題解決をすることです。
サイトリニューアルをする理由は、企業によって様々だと思います。
例えば
・スマートフォンにサイトを対応させたい。
・数年前にホームページをつくったままになってて古くなった。
・新規事業などでホームページにコンテンツと追加したい。
・今のホームページは、商品やサービスだけしか情報がないので情報が少ない。
・理念やビジョンなど自社の想いの部分もしっかり発信していきたい。
など、たくさんあると思います。
ビジネスにおいて、インターネットの普及によってWebの関わりが大きくなったと思います。
商品やサービスを購入する前にホームページを閲覧、取引先の情報を確認するために公式ホームページの閲覧など様々な接点があります。
これからのWebサイトは要件定義だけでは成功は難しい?!
制作会社とのWebサイトの要件定義を決めていきます。
お互いに認識ズレを防ぐためには必要なことだと思います。
ここに重要なポイントがあります。
要件定義がサイトマップ、ブラウザー動作保障、システムの機能などといった「サイトやシステム構築」だけだと集客に結びつくのが難しい場合が多いと思われます。
例えば、「売上が上がらない」というビジネスの問題点が理由で、ホームページリニューアルを行う場合はどのようにビジネスの課題解決をすればよいでしょうか??
売上が上がらない理由は、様々です。
ここでは、ホームページリニューアルで解決できる3つの例を挙げてみたいと思います。
問題点▶ホームページの訪問数が少ない。
問題点▶コンテンツ情報が少ない。
問題点▶デザインがわかりにくい。
「ホームページの訪問者数が少ない」という問題点がある場合は、商品やサービスの認識不足があります。GoogleのSearch Consoleで検索クエリで調べるとどれくらいのボリュームで「商品やサービス」の検索流入されているかが数字として把握できます。多くの場合は検索ボリュームが少ないので「認知不足」が多いです。インターネット広告やSEO対策など行い、ターゲット層に情報をより多く届ける必要があります。ホームページにユーザーへの商品の認知向上アップに繋がり、その後商品の情報を伝えることで興味関心を持ち購入へ繋がります。
「コンテンツ情報が少ない」という問題点がある場合は、誰に向けてこのホームページは存在するかを決めることが重要です。つまり、ペルソナ設定しターゲットを明確にすることです。ターゲット客を理解しないままコンテンツの情報が少ないから増やすのではなく、ターゲット客が欲しいコンテンツ情報を最適化することです。ユーザーは、あなたのホームページに訪問して「何かを解決」したい理由です。その解決できる情報がホームページのコンテンツ情報であれば、結果として「お問い合わせや予約」に繋がります。
「デザインがわかりにくい」という問題点がある場合は、まずは主観なのか、それともユーザー視点かを判断しないといけません。ターゲットを理解せずにデザインをしてる場合があります。なので、デザインをする前に顧客理解からする必要があります。顧客がわかりやすいデザインが求められます。結果、商品やデザインの魅力がデザインによって伝わることで興味関心を惹き、サイトの直帰率や滞在時間が伸びます。お問い合わせや予約の数字も向上へと繋がります。
現在のビジネスに対する問題点を抽出し、課題を発見しビジネスの課題解決をすることが重要です。
ビジネスにおいては、集客や課題解決につながるホームページリニューアルがあるべき姿と思います。
すべてのビジネス問題点をホームページで解決することは不可能だと思います。
ホームページの目的をビジネスでの要件定義を加えることでホームページリニューアルは、集客効果は変わってきます。