経営者から見る「クリエイティブ」とクリエイターから見る「クリエイティブ」の視点と役割について

Written by 西中 政和

広島・東京を拠点に持つデジタルマーケティング支援会社 株式会社MIRAI 代表取締役 西中政和です。

今回は、経営者とクリエイターから見る「クリエイティブ」の視点についてお話をさせていただきます。

求めてる価値観が違い、コミュニケーションにハレーションが起こることがあります。
これは、価値観と役割が全く違うので、求めるのではなく「お互いの理解」が必要です。

今回、3パターンにまとめて、経営者とクリエイターや担当者の方の価値観と役割について解説したいと思います。

パターン1)クリエイターや制作会社に依頼したけど、「集客がつながらない」「マーケティング視点をもっていない」「こちらからお願いしてることしかやってくれない」などという悩み

パターン2) 社内にクリエイターを抱えたんだけど、「お願いしてることしかやってくれない、本当はもっとこうしたらいいなど自発的に動いてほしい」という悩み

パターン3) 社内のPCスキルが高い人にホームページの運用など任せてるけど、「ホームページがうまく活用できてない気がする」という悩み

どの視点で「クリエイティブ」の価値観と方向性を考える

まずは、上の図をご覧をください。
一般的な役割をまとめております。
※制作会社やクリエイターによって異なる場合はございます。

経営者や経営陣が求めてられてるのは、「利益」です。
クリエイターが求められてるは、「クリエイティブの納品」です。

つまり、経営者から見る「クリエイティブ」は、売上を上げてくれる武器(クリエイティブ)がほしいということです。
クリエイティブとは、Webサイトやパンフレットなどもそれに当たります。

だけど、このクリエイティブに関わるクリエイターや制作会社は、「納品や納期」を考えております。
仮に、パンフレット制作を依頼すると「納期」を確認がされます。
「いつまでに納品・配布」すればよいでしょうか?

ここで、クリエイターや制作会社から「パンフレットは何人集客すればよいですか?」「パンフレットで売上や利益は、◯◯円が見込めます」と聞かれることはないと思います。

経営者は、利益を求めます。つまり費用対効果。
クリエイターや制作会社は、納期を求めます。
つまり依頼されて納品期日に間に合うか間に合わないか?。ということです。

クリエイターや制作会社は、制作ということを価値として事業をしております。
なので、制作して納品で仕事をきちんと果たしております。

集客を求めるとクリエイティブではなく、「ビジネス」や「マーケティング」の領域になります。

マーケティングを求める場合は、集客のプロフェッショナルである「コンサルティング会社」や「マーケティング会社」や「広告代理店」などに依頼相談がよいと思います。

まずここを理解していただけば、求めてる価値がズレにくいはずです。

パターン別に解説

パターン1)制作会社に依頼したけど、「集客がつながらない」「マーケティング視点をもっていない」「こちらからお願いしてることしかやってくれない」などという悩み

この場合は、集客という新規の見込み顧客がほしいと思います。なので、マーケティング戦略が必要になってきます。マーケティング戦略を考案できる会社などに相談することがベストだと思います。または、自社でマーケティング戦略はあり、クリエイティブのみ必要な場合は、クリエイターや制作会社にお願いしてもよいと思います。但し、マーケティングを理解できるクリエイターや制作会社に依頼した方がコミュニケーションはスムーズだと思います。

パターン2) 社内にクリエイターを抱えたんだけど、「お願いしてることしかやってくれない、本当はもっとこうしたらいいなど自発的に動いてほしい」という悩み

この場合は、スキルのあるスタッフに活躍していただく為に、外部に戦略策定をしKPI設計を依頼することでスムーズになると思います。目標を決めて、その為には日々何をしないといけないかを明確にすることがよいと思います。
そして、PDCAを回せるように仕組みづくりが必要です。

パターン3) 社内のPCスキルが高い人にホームページの運用など任せてるけど、「ホームページがうまく活用できてない気がする」という悩み

この場合は、戦略や企画などのアイディアを専門家に依頼をすることで、解決すると思います。
目標達成を数値化することで「ホームページの活用できてるか」の定義が定まります。
何となく運用してるではなく、目標を達成するために必要な戦略と企画があれば、社内の担当者のやることが明確になります。

いかがだったでしょうか??
今回お話でお伝えしたいことは、それぞれの役割があるということです。
経営戦略は、利益を出すため。
事業戦略は、経営で決まった数字を達成するため。
マーケティングは、各事業目標に達成に必要な「新規顧客・既存顧客」を集めるため。
クリエイティブは、マーケティングに必要なクリエイティブを制作するため。そして「納品・納期」に間に合わせる。
それぞれに役割があって、どの役割も欠けてはいけないです。
ただ、仕事内容が違うから求められてることも違うだけです。

株式会社MIRAIは、事業戦略からビジネス理解をし、マーケティング戦略など立案し、デジタル広告運用代、クリエイティブ制作までワンストップで支援しております。

そして、各分野のプロフェッショナルをアサインして、プロジェクトチームを結成します。

「ビジネス☓クリエイティブ」の力により、お客様のビジョンの実現に向けて、そしてビジネスの成功に導けるように努めております。

戦略策定から実施まで、CRM、SFA、MA、デジタル広告、
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