コンサルティング会社でも、Web制作会社でも、広告代理店でもない。経営と共に進む、“本質支援”という選択。

「デジタル広告を出しても、Webサイトをリニューアルしても、期待したほど成果が出ない…。」
こんな経験はありませんか?
実は、その背景には「会社が取り組むべき方向と、やっていることがズレている」という、いわゆる「経営視点の不在」という、見落とされがちな本質的な課題が潜んでいることがあります。
売上や利益を伸ばし、企業のブランド価値を高めたいといった事業の成果に本気で向き合うなら、「何をするか(What)」の前に、まず「なぜそれに取り組むのか?(Why?)」という問いから始めなければなりません。
株式会社MIRAIは、コンサルティング会社でも、Web制作会社でも、広告代理店でもありません。
私たちは、お客様の経営と共に進み、なぜ?という原点から具体的な成果までを一貫してサポートする“本質支援のパートナー”です。
今回は、なぜ「経営視点」が必要なのか、従来の支援との決定的な違い、そしてMIRAIがご提供するコンサルティングファーム型の支援モデルについてご紹介します。
目次
なぜ“経営視点”が必要なのか?
「Webサイトを制作したのに、問い合わせが全然増えない…」
「広告にお金をかけたけど、売上はほとんど変わらなかった…」
こうしたお悩みは、私たちが日々のお客様からご相談いただく中で、本当によく耳にしています。
多くの企業が、事業を成長させるために広告やSNS活用、Webサイト制作といったマーケティング施策に時間とお金を投資をしています。
制作費や広告費は決して小さな額ではなく、経営資源を投じた真剣な挑戦のはずです。
しかし現実には、思ったような成果につながらないケースが後を絶ちません。
それなのに、なぜ期待通りの結果につながらないケースが多いのでしょうか?
答えはシンプルで明快です。
「何をするか(What)」ばかりに目が向き、「なぜそれに取り組むのか(Why?)」という本来の目的が見失われているからです。
Webサイトやデジタル広告はあくまで、会社の成長という目的を達成するための「手段」です。本来の目的は、売上や利益、ブランド価値の向上にあるはずです。
しかし、いつの間にか制作をすることや広告を出すこと自体が、目的になってしまい、本来大切な「経営視点」が欠如したまま進められるプロジェクトは、結果として投資対効果が見込めない残念な結果に陥ってしまうのです。
私たち株式会社MIRAIは、このような「表面的な支援」に疑問を持ち、設立当初から一貫して「Why?からお客様と一緒に考えること」を何よりも重視してきました。
私たちが最初に取り組むのは、「どの広告媒体を使いますか?」や「どんなデザインのサイトにしますか?」といった具体的な方法の議論ではありません。
まずは、経営者、事業責任者、プロジェクト責任者などが「本当に解決したい課題は何なのか?」「どのようなKGI(最終成果指標)を見据えているのか?」を、じっくりと対話を行い培った現状分析を通じて、明らかにすることから始まります。
「経営視点」とは、経営者と同じ目線で「なぜそれをやるのか」「それが会社の利益にどう結びつくのか」を徹底的に考える力です。
単に施策を実行するだけの広告代理店や制作会社とは異なり、私たちはお客様の事業そのものに真摯に向き合い、成果に全力を尽くす存在でありたいと考えています。
広告・制作・運用だけでは成果が出ない。よくある支援の限界とは?
多くの中堅・中小企業が、ビジネスを成長させるためにWebサイトのリニューアルや広告運用の強化に取り組んでいます。
実際、「とりあえずLP(ランディングページ)を作ろう」「まずはGoogleやInstagram広告を出してみよう」といった形で支援会社へ依頼をするケースも非常に多いのが実情です。
しかしその一方で、「結局、効果が見えなかった」「レポートはもらったけれど、次に何をすればいいのか具体的なアドバイスがなかった」といった、支援の限界に直面したお客様の声も少なくありません。
このような事態が生まれる背景には、いくつかの構造的な問題があります。
第一に、広告代理店や制作会社の多くは、施策単体の成果だけを追いがちだということです。
たとえば、Web広告であれば「クリック数」「インプレッション数」「CTR(クリック率)」といった数値が認知を重視することが多いこともあります。
Web制作においても「デザインの完成度」や「CMS導入の有無」など、つくること自体に焦点が当たりがちです。
しかし、営利団体である企業が本当に求めているのは、見た目がきれいなサイトやクリック数の多さではありません。
その施策が「売上」や「利益」につながるかどうか、つまり会社の経営にインパクトを与えるかどうかが何よりも重要なのです。
第二に、それぞれの施策が部分最適に終わってしまうケースが非常に多いという点も見逃せません。
広告だけ、Webサイトだけ、SEOだけ、というように施策が“縦割り”になっており、顧客体験として一貫性がなく、結局コンバージョン(成果)までつながらないのです。
例えば、「広告を見てサイトに来たけれど、サービスの魅力がよく分からず離脱した」「LPに問い合わせフォームがあったけれど、信頼性を感じずに送らなかった」。
こうした、お客様の契約に繋がらないことは、戦略と実行の断絶から起きています。
第三に、提案される施策が、お客様の経営戦略と結びついていないという致命的な課題があります。
つまり、「自社のKGI(売上・利益目標)をどう達成するか」という経営者の視点と、提案されるマーケティング施策がまったく連動していないのです。
このような課題が積み重なると、「いろいろ試してみたけれど成果が出なかった…」「結局、何が正解だったのか分からない…」といった疲弊感や諦めの雰囲気が社内に広がってしまうリスクがあります。
私たちMIRAIは、こうした状況を変えたいと考えています。
会社の経営戦略に沿って、実際に行うマーケティング戦略や施策を一気通貫し、お客様の目的・目標達成に向けて伴走パートナーとして本質的な支援を行っています。
MIRAIのアプローチ「Why(目的)から始める」支援とは
株式会社MIRAIの支援スタイルを一言で表すなら、「Why(目的)から始めるマーケティング支援」です。
多くの支援会社は、お客様の「○○をやりたい」「××を作りたい」といったご依頼内容からスタートし、それに対して制作を行ったり、広告・SNS運用を代行したりする“受託型”のアプローチをとります。
しかし、MIRAIがまず最初にお伺いするのは、「なぜそれをやりたいのか?」という目的の確認です。
この「なぜ?(Why)」を深く掘り下げることで、初めて「お客様にとって本当に必要な支援」が見えてきます。
例えば「広告を出したい」とご相談いただいた場合でも、私たちはすぐに広告のプランを提案するのではなく、まず以下の様な情報を整理し、お客様と一緒に分析します。
- 市場の状況
- 現在の売上構造
- 販売チャネルと集客導線
- 商品・サービスの強みと差別化ポイント
- 顧客が抱える課題と購買動機
経営全体や市場の状況を整理した上で、「今、何を伸ばすべきか」「何がボトルネックになっているか」を共に明らかにします。
この過程で、「実は、本当に解決すべき課題は別のところにあった」ということがわかるケースも少なくありません。
例えば、広告のクリック率は悪くないのに、LPでの離脱率が高くなってしまっている。
原因を探ると、そもそも訴求しているメッセージがズレていた。
さらに深く掘り下げると、競合との差別化ポイントが社内でも明確になっておらず、商品やサービスの本質的なコンセプト設計から見直す必要があるという展開になることも珍しくありません。
このように、「なぜ、何のためにやるのか?」という視点を常に持ち、プロジェクト全体を設計していくのがMIRAIの思考です。
さらに、私たちは戦略を立てて終わりにはしません。
戦略に基づいた具体的な施策である広告出稿・LP制作・SEO設計・CRM活用などを、実行可能な形で提案し、伴走していく体制をとっています。
ここで大切にしているのは、戦略と実行がバラバラにならないようにすることです。
どんなに立派な戦略も、現場で実行できなければ意味がありません。
また、実行段階で「現実的に難しい」と判断した場合は、すぐに戦略の段階に立ち返り、見直しを行います。
MIRAIの強みは、戦略を立てる力とそれを実行する力を持ち合わせていることです。
「経営視点」をもとにマーケティング戦略を策定し、施策まで一気通貫で対応することで、単発で終わることなく着実に事業成長につながるようにサポートします。
この「なぜ?(Why)」から始めて、成果まで届ける”という支援スタイルは、単なる制作会社や代理店では実現が難しい、コンサルティングファーム型の支援モデルであり、MIRAIが提供する価値の本質です。
MIRAIが重視する3つの経営視点
株式会社MIRAIが全てのプロジェクトにおいて何よりも重視しているのは、「経営視点」です。
単に広告運用のテクニックや制作のスキルを提供するのではなく、経営者と同じ目線で会社の課題を捉え、事業を前に進めるための支援を行う。
これが私たちの哲学です。
この「経営視点」は、主に以下の3つの観点から成り立っています。
1. 全体最適視点
「全体の中で、何が本質課題か?」を見抜く力
多くの支援会社は、施策単体の最適化をすること(部分最適)に留まります。
例えば、「Webサイトの見た目を良くする」「広告のクリックやコンバージョン率を上げる」など、それぞれの施策に関する知見はあっても、全体のビジネス成果にどうつながるのかまでは深く踏み込めないケースが多いのです。
私たちは、必ず「会社全体のビジネス構造」を理解することから支援に入ります。
- 売上構成(既存・新規・リピート)
- ターゲットセグメントごとのLTV
- ブランドポジションと競合の動向
- 販売チャネルと導線の整合性
これらを広い視座や視野で捉えながら、「今、本当に注力すべき施策は何か?」「どこに投資すべきか?」「優先順位はどうすべきか?」を整理し、限りある経営資源を最も効果的に活用するためのご提案をします。
2. KPI設計視点
成果指標が“経営数値”とつながっているか?
私たちは、プロジェクトでKGIとKPIを設定することから始めます。
これは単なる数字の管理ではなく、「実際に行う施策と、経営目標を直結させるため」の土台作りです。
例えば「デジタル広告の成果」といっても、
- CV(コンバージョン数)
- CVR(コンバージョン率)
- CPA(1件あたりの獲得コスト)
だけでなく、
- 1顧客あたりのLTV(生涯売上)
- 粗利ベースでの費用対効果
- 売上増分に占める新規率/リピート率
まで落とし込み、ビジネスとして本当に儲かっているかどうかの視点で効果を測定します。
KPIは現場の努力目標ではなく、会社全体の経営戦略を実現するための計測装置です。
だからこそ、広告や制作の効果をKGIと連動させることが、経営視点の支援においては不可欠なのです。
3. ブランド・価値観視点
その施策は、本当に企業らしさを伝えているか?
もう一つ、MIRAIが重視しているのが「ブランドの一貫性と企業の思想」です。
経営者の哲学や、会社が社会に果たしたい使命が施策に反映されていなければ、どれだけ機能的に優れた広告を作っても、結果は一過性に終わってしまいます。
私たちは常に、お客様に問いかけます。
「御社は、なぜこのサービスを届けたいのですか?」
「この商品で、どんなお客様の“困りごと”を解決したいのですか?」
「選ばれる理由は、価格ですか?信頼ですか?世界観ですか?」
これらの問いに丁寧に向き合い、お客様のブランドの根幹となるコンセプトやコピーに落とし込むことで、施策に魂が込められ、お客様からの共感を呼び、「選ばれる力」が生まれると考えています。
この3つの経営視点(全体最適、KPI設計、ブランド哲学)は、どれも一過性の施策では得られない、本質的な成果を導き出すための軸となるものです。
私たちは、お客様の経営課題をまるで自分のことのように捉え、深く考え、具体的な行動を粘り強く続けることで、お客様からの信頼と確かな成果を積み上げています。
他社との違い、よくある「見えない壁と」、乗り越え方
「広告代理店には、広告のことしか相談しづらい…」
「Web制作会社には、経営のことを相談しにくい…」
「コンサルティング会社は戦略まで作ってくれるけど、現場で何もしてくれない…」
など
これらは、お客様が支援会社との関係で感じている「見えない壁」の典型例です。
多くの企業は、何かしらの課題を抱えて支援会社に相談をします。
しかし、どの支援会社も自分たちの専門分野から外れる話には対応しづらく、「弊社はそこまで踏み込めないので…」と断られる経験を繰り返すうちに、企業側も「どうせうちの会社のことは分かってもらえないだろう」と諦めてしまい、表面的な相談だけで済ませるようになっていきます。
これこそが、成果につながらないマーケティング支援が生まれてしまう根本的な原因です。
MIRAIが越える「3つの壁」
MIRAIはこのようなお客様とサポート会社の間に立ちはだかる「壁」を乗り越えるために、以下の3つの分野を統合した支援体制をとっています。
1.コンサルティング視点 × 制作の壁を越える
戦略をつくるだけでなく、実行できる体制を社内に持っている
コンサル視点で整理された戦略が、そのままLPや広告クリエイティブに落とし込まれる
2.制作 × 運用の壁を越える
制作チームが広告・SEO・CRMなどの実行を”施策全体の流れ”で理解している
単発の「納品物」ではなく、集客・成約までを見越した設計を行っている
3.運用 × 経営の壁を越える
広告やKPIの数値だけでなく、経営者と同じ目線でPLや事業構造を共有している
戦略修正が必要な場合、マーケティング視点から経営判断にフィードバックしている
このように、実行力のあるコンサルティングと経営感覚のある実行支援を同時に提供できる組織設計が、他社にはないMIRAIの圧倒的な差別化ポイントです。
支援の全工程を同じチームが、同じKGIに向かって進められるからこそ、部分最適ではなく「成果につながる全体最適」を実現できるのです。
「言われた通りに作業する」ではなく、「なぜ、それをやるのか?」という原点からお客様と一緒に考え、「どうすれば、もっと成果が出せるか?」を常に追求し続けられるパートナー。
それが、私たち「MIRAI」です。
お客様の声と、これからのビジネス支援の在り方
私たちMIRAIは、これまで多くのお客様と伴走しながら、さまざまな業界・業種の支援をしてきました。
そこで得た最大の学びは、「成果が出る支援には、お客様との信頼関係と対話が欠かせない」ということです。
あるお客様は、こんな風におっしゃってくださいました
「最初は、Webサイトのことだけを相談する会社だと思っていました。でも、打ち合わせを重ねていくうちに、この会社は経営のことまで一緒に考えてくれると気づいた。MIRAIさんがいてくれると、経営判断に迷いがなくなるんです。」
また、別のお客様はこう話してくださいました。
「これまでの広告代理店や制作会社は、こちらが依頼しないと何もしてくれない。けれどMIRAIさんは、私たちがまだ気づいていない課題を先回りして見つけて教えてくれる。私たち以上に私たちの会社の成長を真剣に考えてくれている気がします。」
このような温かいお声をいただけるのは、私たちがお客様の事業や成長に対して「伴走すること」を何よりも大切にしているからです。
単なる発注・受注の関係ではなく、お客様の経営チームの一員として共に考え、共に動く姿勢を徹底しています。
「支援会社」と「真のパートナー」の違いとは?
これからの時代、単に外部に作業を委託したり、個別の施策を実行したりするだけでは、企業の成長は支えきれません。
変化のスピードが速く、競争環境が複雑化する中で、求められるのは以下のようなサポートではないでしょうか。
- 経営戦略と直結した、的確なマーケティング提案
- 状況変化に応じた柔軟な判断とスピーディーな対応力
- 目先の成果だけでなく、会社の長期的な成長を見据えたサポート設計
これを実現するために、私たちはお客様の「目の前にある課題」の解決はもちろんのこと、「3年後、5年後の未来」まで見据えたご提案を行います。
まるで社員の一人のように、お客様のチームに自然に溶け込み、一体となって伴走し続ける。
これこそが、私たちが目指す「真のパートナー」の姿です。
MIRAIが考える「ビジネス視点」とは、単なる机上の理論ではなく、「実際の現場で、経営と同じ景色を見て、同じように考える力」です。
そしてそれは、あらゆる企業の明るい未来を共に創り上げていくために不可欠な、本質的なマーケティング支援の形だと私たちは強く信じています。